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アドバンスコースをふり返って
無事、アドバンスコースを修了することができ大変うれしく思っています。
本当に楽しく、自分の成長を感じる時間で幸せでした。ここまで通うことができ、感謝しています。これから、少しでもにじみ絵のすばらしさを子どもたち、お母さん達、先生達に伝えられたらいいなと思っております。
幼稚園教諭 T・M
幼児クラス実習の感想
こどもたちが安心した、ゆったりとした空気の中で
白い紙に向き合えることはすばらしく豊かだと実感しました。
教員はこどもたちが自由に絵にむかえるために
丁寧な準備が大切なのだって思いました。
シュタイナーにどっぷりつかった方法ではなくても、
保育の中でにじみ絵を導入することはできるのかな?という希望になりました。
保育士 村田真智子
にじみ絵の教室を実際にさせていただくことで、
今後自分が教室をしていく時の模擬体験ができて
良かったです。
今回、サポーター役をさせていただいてとても勉強になりました。
場所、部屋を飾ること、絵の具と紙や筆などの道具の準備、導入の歌やお話し、子ども達への言葉がけなど、全てをひととおりしてみる時間は、充実したものでした。
全体の流れの組み立て方や、子ども達とどのような歌を使って心を通わせていくのかなど、
保育現場でお仕事されているリーダーをもっと見ていたいと思いました。
終了後に先生方からいただいたアドバイスで、実習後に感じた疑問なども解消できました。
また、経験不足で自分の中からこれをしようというアイデアがなかなか生まれてこないので、
どう対処すればよいのかを具体的に示して下さったことが有り難かったです。
引山愛
今回の実習では、実際子ども達に参加してもらってのもので、とても学ぶことが多かったように思います。
子どもは、その日、その時によって、大人以上に
気持ちや動きの変化・成長が大きいので、そのつど
対応していかなければならないと思うのですが、
体験会など、教室を開くときは、軸となる
「これだけはしっかりと押さえておきたい」
ということを確認しておくことが、とても大切だと
感じました。
今回の実習でいえば、道具の使い方は、しっかり子供にわかりやすいように伝える、
絵本などを導入に使うときは、机の高さ、ろうそくなどがじゃまにならないか(ろうそくの灯が
きちんとつくか)、楽器などを使うときは、前もっての準備、見せ方、聞かせ方などを緊張しても
大丈夫なくらい、確認しておくこと。
そして、にじみ絵を描く場作り、雰囲気作りも、子供達が、色の世界により深く入っていくためにもとても大切だと改めて感じました。今回、このような場で体験できたこと、企画してくださった先生方、子ども達に感謝します。
施設職員 米田由香里
「シュタイナー教育」について全く知らない状態で、今年の1月からベーシック、アドバンスと続けて、岡山から大阪まで通い、あっという間のような、長かったような感じです。
振り返ってみますと、ベーシックコースでは、とっぷりと色の世界を堪能し、その美しさに感激しました。そして、アドバンスコースでは、とても具体的に、丁寧に教えて頂き、充実した時間を過ごさせて頂いたことを感じます。
アドバンスコースでは、講座受講とにじみ絵を描くこと、課題図書の『子ども・絵・色 シュタイナー絵画教育の中から』を少しずつ読みながら過ごしました。田中先生、林先生の現場でのお話しは、にじみ絵を通しての幼児さん達の様子が伺え、とても興味深く聞かせて頂きました。
受講生が子供役になってにじみ絵を体験した先生のデモンストレーションでは、その場がとても暖かく守られた空間であり、一人一人を大切にしていらっしゃることを、肌を通して感じさせて頂きました。このことは、本当に貴重な体験であり、忘れてはいけないことだと思っています。
そして、受講生どうしの模擬実習を経て、愛児園の実習で幼児さん達と過ごし、実際に体験させて頂くことで、本当に多くの事を学ぶことができたと思います。
画材の準備と場の設定では、季節のテーブルやお部屋の飾りつけ、はじまりのライゲンなど、単に「にじみ絵を描く」ことだけでなく、私たち大人が、
暖かで優しく、静かな時の流れと空間を整えていくことの大切さを教えて頂いたように思います。
それと共に、シュタイナー教育、および幼児さん達にとっての“にじみ絵の場を作る”ことについて、もっと勉強して深めたいという思いと、にじみ絵を通じて人と関わっていきたいという思いを新たにしています。
私自身は、幼児教育については自分の子育ての体験しかありませんので、今回初めてのことばかりでしたが、たいへん奥が深く、学ぶほどに驚きと喜びを感じています。そして、その中で私自身の心と体も整っていくように感じています。
T.E.